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コンセプト

コンセプト

一人一人の生活・人生の再獲得を支援する

施設名の頭文字である「R」をモチーフとしました。青色をリアクラ、黄色を利用者様として表現し、未来に向かって共に歩いていくという想いを込めています。

私はこれまで脳卒中後の方や骨折後の方、神経難病の方など様々な疾患をお持ちの方のリハビリテーションに、理学療法士という身体の専門家として関わらせていただいてきました。その経験の中で、退院後の「リハビリの量の減少」「リハビリの質の低下」という課題に直面することが幾度となくありました。実際に在宅生活において症状の悪化や苦悩、痛みや動きづらさを呈する方々が多くいること、それによりご自身はもちろんのこと、そこに関わるご家族様の身体的・精神的負担や不安を抱えていることにも気づきました。

私は利用者様にもう一度生きる喜びや、したい・やりたいといったやりがいや生きがいを見つけて欲しいと想うのと同時に、身体の専門家である理学療法士として、不自由なく動ける体づくりや健康状態を維持することの重要性に立ち返りました。医療の現場に十数年携わってきたからこそできるデイサービスの形があると信じています。

障害に囚われることなく、より前向きに人生を歩んでいくため「病気や怪我によって失われたlife(生活)やlife(人生)の楽しみを再獲得していく場所にしていきたい」、そう考えて作られたのが

reacquisition(再獲得)

of

life(生活/人生)

“リアクラ”です。

何かを継続するには自らが目標を掲げ、その目標を応援してくれるサポーターの存在が不可欠です。リアクラはそんな利用者さんの想いに寄り添い、応援することで、一歩前に踏み出すサポートができる存在でありたいと思っています。

地域共生社会を支える介護福祉

戦後、日本の医療が向き合ってきた感染症や外傷といった「治る病気」から
世界一の超高齢社会となった今、私たちが向き合っているのは「共に抱えて生きる病気」です。

広い意味では老いもその一つかもしれません。

全国的に見ると比較的若い豊田市も、高齢者数・高齢化率共に上昇の一途をたどっています。

健康で生きたままピンピンコロリ、は一つの理想。
しかし現実的にはほとんどの人が「非・健康寿命」を生きることになります。

その「非・健康寿命」の期間をいかにして短くするか。

それこそがリハビリ専門職に求められている大きな役割だと自負しています。

短期的な障害の改善だけに囚われず、利用者の生き方の軸を「自分らしさ」とし、

シームレスに支えられる医療・介護体制を地域で構築する。
それこそが、今後の介護福祉に求められるひとつの在り方です。

そんな医療・介護・福祉の体制があってこそ「自分らしく活きる」世の中になる。
私たちはその担い手の一つとして社会に貢献します。

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